社外参謀通信12月号

年収の「壁」が変わる! ~令和7年度改正と経営者が知っておくべきポイント~ お伝えできる専門内容(資金繰り・財務力強化編) TREND REPORT 2025年11月吉日 株式会社 プレジデンツビジョン 第1章 固定費は3つに分けて総点検する ・固定費の「開かずの間(誰が何のためにつかっているかわからないコスト)」を作るな ・運営費(水道光熱費・通信費等) 最新の情報でコストダウン ・設備費(賃料・保険料) プロに任せてコストダウン ・戦略費(出張費・販促費・広告宣伝費・交際費) 費用対効果でコストダウン 第2章 金利上昇に耐えられる資金繰り改善策 ・もっとも怖いのはROA<借入金利 (金利すら稼げない状態/銀行のために働いている状態) ・キャッシュコンバージョンサイクル (売掛回転日数+在庫回転日数)を最短化せよ ・運転資金をミニマム化できれば借入をミニマム化できる ・「利は元にあり」~仕入れを社員だけに任せる会社は潰れる~ ・売掛金サイト短縮に反対する営業マンは「顧客を人質にした立てこもり犯」 (犯罪人として取り締まる) ・在庫はお金であると認識せよ ・遊休資産を遊ばせておくのは放蕩息子を養っているのと同じ 第3章 現金を握りしめる ・インフレでも現金さえあれば会社は倒産しない ・「我が社」の必要資金を知っておく(必要資金を決算から算出する方法) ・売上が0円で「我が社」は何日耐えられるか? (現金保有日数を計算しておく) ・ROA>金利なら返済を急ぐ必要はない 何が変わる?~「税の壁」が103万円→160万円へ~ 令和7年度の税制改正で、所得税がかからない上限が年収103万円 約160万円へ引き上げられます。給与所得 控除・基礎控除がそれぞれ10万円拡大され、パート・アルバイトが「もう少し働きたい」と思ったときに、税金 を理由にセーブする必要が減ります。さらに、親の税金に関わる「扶養控除の壁」も103万円 123万円に緩和 され、学生アルバイトなどもより自由に働けるようになります。 経営者がおさえておくべきポイント 働きたい人にとっては年収の壁が一部緩和されます。また、経営者に とっても人手不足解消の好機です。「もう1日働きたい」という声を受け 入れ、勤務シフトを柔軟に見直せば、現場の生産性向上にもつながります。 反対に、古い給与規定のままでは、せっかくの働き手を逃すおそれも。 「税の壁」は上がり、「社会保険の壁」は据え置き―― この二重構造を正しく理解し、“働きやすい職場づくり”こそが採用力と 定着率を高める鍵です。 石原尚幸の著書「社⾧! お金は「ここだけ」押さえれば会 社は潰れない~2枚のシートで 利益とキャッシュを確実に残 す!」ダイヤモンド社刊 ※ROAは⾧期的に持続可能 な成⾧を評価するためにも 重要な指標です。資産の効 率的な利用と収益性のバラ ンスを評価し成⾧戦略を構 築できます。石原の著書で はわかりやすく解説してい ます。 石原のコンサルティングメソッドでは ▲ 経営全体を俯瞰し複雑に絡み合う課題を改善 一方で、社会保険 (健康保険・厚生年金)の 加入基準は変わりません。 企業規模によって影響が 異なる点に注意が必要です。 ただし「社会保険の壁」は変わらない 主な条件など 社会保険加入基準 勤務先区分 週20時間以上勤務など 年収 約106万円以上 大企業(501人以上) 扶養から外れ、自分で保険料負担 年収 約130万円以上 中小企業 Aさん(パート主婦)の場合

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