社外参謀通信-2024年3月号

3 数字を書いてもらうスタイルに変えて、順調な会社が多くなりましたが、それでもどうして も数字が伸びにくい会社もあります。そういった会社の社長は、ビジョンをなんとなく作っ て、トップダウンで物事を進めている傾向が強く、採用や雇用継続の悩みも抱えていること が多いです。久米会計も、自社に経営理念や戦略などの経営計画は設定していましたが、従 業員まで伝わっていない感覚があり、どうすれば組織に落とし込めるかを模索するなか、 色々な書籍や研修を受けながら悩んでいました。 そんな時に、日本キャッシュフロー協会でJCFの石原さんと出会いました。うちの事務所は会 社の戦略や行動まで入り込んだコンサルはしていませんが、石原さんが経営の王道である 「五つ星」というコンテンツを実践されているのを知り「具体的に顧客へどう落とし込んで いるのか学びたい!」と社外参謀大学を受講することにしました。 現在は、社外参謀大学の視点も取り入れ、数字のサポートを中心に長期的視点でビジョンや 戦略も口頭で簡易に確認しながら、実践的に数字を行動に落とし込むサポートができるよう になりました。社長からも、判断や決断がしやすくなったと喜んでいただいていて、やりが いを感じています。 社外参謀大学の卒業後は、「五つ星アカデミー」のファシリテート講師としてJCFの事業に参 画。今後は私の得意分野である決算書を活用した「決算書1Dayセミナー 基礎編」も開催予定 です。もっとビジョンやミッション、戦略などの知識を増やして自身を鍛え、顧問先にも フィードバックしたいと考えています。特に事業承継する時に、しっかりした基盤がないと、 次世代の人が困ると思うんです。それも含めてサポートしていくのが、これからの私の目標 です。 ■社外参謀大学での学びをサービスに活かし、顧問先からも感謝の声が

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